長い旅を終え 窓辺に届いた 微かな爽藾 凪いだ心に ゆっくりと波紋を広げ 時節のめぐりを漂わす 炎天の未練を残し あかねに暮れる終焉は ヒグラシの哀愁 名残の日々の 刹那い儚さよ 過ぎしゆく寂しさは 宵闇のカネタタキが 何処からともなく 小さき清らな惜…
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