虫の音の囁く夜は 人恋しき ランプシェードに沁み入る 陶酔の独りグラス 尖り氷の音は ほろ酔いの響き 琥珀の輝きは 秋草の香り 淡い未練を 涼風に吹かれ 残り火を 冷ます夜が更ける 窓辺に観ゆる 下弦の月に 偲ぶ人あらば ホロホロこぼるる 月明かりは 耳元…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。